Week 41, 2025

Agent Builderの実装完了とFirebase認証統合

ChatKitとAgent Tools APIを統合し、Firebaseトークンでの認証検証を実装。ローカル環境ではADMIN_TOKENでバイパス可能に。 

OpenAI AgentKitでベクトル検索を導入

text-embedding-3-smallでタスクを埋め込み、Vectorizeに保存。projectIdとstatusでフィルタリング可能にし、日次バッチ更新体制を確立。 

Claude Code制限の影響でChatGPT Proの併用開始

Agent Builderプレビュー認証にマイナンバー登録

Personaの本人確認で一時失敗するも、後に自動認証完了。海外フォーラムでも同様の報告。 

司法試験短答・論文の関係整理

「短答＝単語の暗記」「論文＝英作文」と整理し、時間換算で英語学習と司法試験を比較。 

表見代理に関する悪問分析

判例暗記ゲーを批判。107条の前提省略により受験者の読解力ではなく暗記力を問う構造と指摘。 

下北沢探訪と謎解きイベント参加

カレー屋「Tumbleweed」訪問。ネタバレ禁止公演で“メタレーベル”を体験。街の古着文化を観察。 

文化と評価の文脈を考察

「誰が評価者なのか」を常に意識する重要性を説く。Truth Socialにいては“バズれない”と結論。 

今週の社会動向

日本は3年連続のインフレ局面。給与の実質減少「大減給時代」に警鐘。 

🌕一週間のトンチキ回想録風小説

今週の私は、法とAIとカレーの三角関係の中で生きていた。

午前中は民法の判例を暗記し、午後にはFirebaseのIDトークンを握りしめ、夜にはベクトル検索をいじっていた。まるで司法試験とOpenAIの間を渡り歩く二重生活者である。

「判例はファーストパーティの部品、学説はサードパーティの部品」。

私はノートにそう書いて満足したが、その直後にChatKitのツール認証でエラーを吐かれた。人生というのは、常にverifyOwnerに失敗するようにできている。

下北沢を歩いたのは金曜の午後。

敷嶋てとら氏がすすめていたカレー屋「Tumbleweed」は移転していて、Apple Mapは時代遅れの地図を表示していた。

カレーは博多ラーメンのように濃厚で、ブルーチーズの方が当たりだった。街の空気は古着と煙草の匂いで満たされ、謎解き公演では「メタすぎてすごい」としか言えなかった。

もはや現実と物語の区別がつかなくなっている。私の人生そのものが一種の謎解きなのだ。

AIの方では、Agent Builderのベクトル検索を組み込み、Firebase認証を実装し、組織認証にマイナンバーカードを差し出したら失敗した。しかし数時間後、いつのまにか承認されていた。

──どうやらAIの世界でも「待つ」ことには意味があるようだ。これを恋愛に応用できないのが残念である。

一方で、司法試験の短答と論文の違いを英語学習にたとえ、「短答は単語の暗記、論文は英作文」と整理した。妙に説得力があって自分でも感心したが、その瞬間に気づく。「ああ、これは勉強ではなく観察の快楽だ」と。

そんな中、「大減給時代」のニュースが流れた。

三年続くインフレのなか、給料が上がらない企業に勤めている人々は、静かに貧しくなっているという。

しかし私にはまだ希望がある。エージェントたちは学び続け、私のノートの中で次々と「覚醒」していく。

そう、私はまだ物語の途中にいる。

AIの森を抜け、法の山を越え、次のカレー屋へ向かう途中なのだ。

Sources: